Herokuで使用するRubyのバージョンを変更する
Herokuは、6月1日からRubyのバージョン1.9.2がデフォルトになるみたいなので、今から1.9.2に慣れる準備をしておこうかなと。現状HerokuでRuby 1.9.2を使うには、herokuコマンドを使って変更する必要がある。
Herokuで使用するRubyのバージョンを変更する
まず、現在使用しているRubyのバージョンを調べるには、heroku stack
コマンドを実行する。現在のデフォルトでは下記の通り1.8.7が選択されている。
$ heroku stack
aspen-mri-1.8.6
* bamboo-ree-1.8.7
bamboo-mri-1.9.2
使用するRubyのバージョンを変更するには、heroku stack:migrate
コマンドを使って、変更するバージョンを指定する。今回は1.9.2にするので、bamboo-mri-1.9.2
を指定する。
$ heroku stack:migrate bamboo-mri-1.9.2
- > Preparing to migrate heroku-hello-world
bamboo-ree-1.8.7 -> bamboo-mri-1.9.2
NOTE: You must specify ALL gems (including Rails) in manifest
Please read the migration guide:
[http://docs.heroku.com/bamboo](http://docs.heroku.com/bamboo)
- > Migration prepared.
Run 'git push heroku master' to execute migration.
この時点では変更の予約がされた状態で、実際に変更されるのは次にgit push
した時になる。Herokuにgit push
すると、ログの中に以下のような表示が含まれる。
- > Heroku receiving push
- > Migrating from bamboo-ree-1.8.7 to bamboo-mri-1.9.2
これでRubyバージョンの変更が完了。